BanG Dream! 6th☆LIVE DAY2 Let's Go! Poppin'Party!ライブ感想

どうも、Soitanです。BanG Dream! 6th☆LIVE DAY2 “Let's Go! Poppin'Party!”にLVで参加してきましたので感想を書いていきたいと思います。

 

初めに

個人的な話で申し訳ないのですが、今年は今まで貯めていた貯金を切り崩してポピパに限らずライブに沢山行きました。ライブの面白さや見どころ、また行きたいと思わせる理由などを文字通り身体で体験した一年だったと思います。その反動もあってライブを見に行くことに飽きが出てきて、来年からは行くライブを絞る必要性を感じ始めていました。

しかし僕の中ではポピパライブは特別なコンテンツで、キャストの努力する姿を自分と比較して、自分の生活に熱量を与えたり、自分の人生の目的の一部分であったり、社会人として生きていくための参考にしていたり、とコンテンツとして楽しむ部分を超えて、自分の人生の一つのピースと言ってもいいくらい重要なものとなっていきました。

ここ最近はリアルの生活が忙しくてガルパを起動しなくなり、従来ほどバンドリコンテンツを楽しむ余裕を持つことが難しくなりましたが、それでも新しい展開から分析したり、6thLIVEに向けてあれこれ展開を考えることは楽しく、6thLIVEはそんな自分でも心の底から楽しいと思えるライブでした。

 

それでは本題へ

セトリ

1.ぽっぴん 'しゃっふる

2.二重の虹

3.ティアドロップス

MC

幕間1

4.ピコっと!パピっと!!ガルパ☆ピコ!!!

(1番のみ、歌唱のみ)

MC

5.最高

6.クリスマスのうた

幕間2

7.ときめきエクスペリエンス

8.Time Lapse

MC

9.STAR BEAT!~ホシノコドウ~

幕間3

En1.ガールズコード

最新情報

En2.キズナミュージック

MC

En3. Yes! BanG_Dream!

感想

ライブの最初はぽぴしゃ、二重の虹、ティアドロとノリやすい曲とエモさのある曲が交互に配置されていてとてもポピパらしい入り方だったと思います。二重の虹に入るときはガルパ2章の映像が投影されてからであり、ちょっと変わった演出でした。二重の虹はこのライブが初披露で楽しみにしていた曲の一つだったのでとても良かったです。個別パートからサビに入る部分が心地よかったです。

幕間映像については、3分割されて茶番劇とミニゲームが繰り広げられていました。ツボだったのが、りみりんは殺陣を練習していた経験があったことから、手下との対決のときのキレが5人の中で一番よく、とてもかっこよかったところです。前回の5thではりみりんの活躍をLVからではあまり見ることができなかったので、今回の6thでりみりんの縁の下の力持ちというかバンドを支える土台としての役割の重要さを認識することができたのが個人的に大きな収穫でした。ベースに安定感があるからこそ、音を心配してライブを見る必要がなく、楽しむことに集中することができます。

少し話が脱線しますが、もう一つ今回のライブで注目したのが、さえチのギターテクニックです。ポピパの楽曲はリードギターの見せ場がある楽曲が多くあります。今までのライブでも十分かっこいい演奏をしていたさえチですが、安定感のある演奏という意味ではまだまだな印象がありました。しかし今回のライブで、リードギターソロの演奏で安定感のある演奏をされていて、さえチの技術面の向上を感じることができたのがファンとして嬉しいことだったと思います。キャストの皆さんが語っていましたが、ポピパの今年の夏は海外ツアーと言っても過言ではないくらい、海外を飛び回って演奏をしており、技術力の向上につながっていったのではないかと思います。

 

幕間映像後は、ポピパのキャラとしての演技がありガルパピコの歌唱へと移っていきました。ポピパ専のためガルパピコは完全ノーマークでとても驚いたのを覚えています。次は最高とクリスマスのうた、と初披露の曲2曲でした。クリスマスのうたは、はっしーが小型のドラムに切り替えて演奏をしたため、5人横で演奏するいつものスタイルでの演奏でした。小型のドラムだったので大した楽器ではないのかと思っておりましたが、ライブ演奏が始まったらしっかりした複雑なリズムを奏でており、しかもジャンプしながら楽しそうに演奏していて、はっしーファンとしては大変至福なひと時でございました。

幕間後のときエク、タイムラプス、スタビです。これらの曲はポピパの歴史を語る上では外せない曲であり、かつ人気な曲でもあるため大いに盛り上がりました。曲数が増えてくるにつれ披露される回数は減っていくと思いますが、何年も変わらず演奏してほしいです。

 

幕間アンコール後は個人的に本命だったガールズコード初披露でした。ガールズコードのあいみんの歌い方が本当に好きで、6thで生歌を聞くことができたのが嬉しかったです。二重の虹、後述するキズナミュージックと合わせてこの3曲だけで元が取れる多幸感です。アンコール1発目ということでお客さんの帰りたくない気持ちとガールズコードの歌詞が見事にマッチしていて、セトリが素晴らしいです。

告知の後、キズナミュージックの演奏がありました。キズナミュージックはアニメSecond Seasonの曲で今日がフルサイズの解禁でした。実はこのキズナミュージックが6thLIVEの一番のエモさポイントでありました。5人がそれぞれ歌うポイントがあるのですが、他の曲よりも一生懸命歌っているような印象を受け、それがなぜだがとても感動的でした。言葉にするのが難しいので、なぜ感動したのかはよくわかりません。曲自体がエモーショナルなのは間違いないのですが、他の曲に比べて突出して感動的だったのです。

一つの仮説としては、「このまま終わるのがもったいない、精一杯歌いたい」という気持ちの表れだったのかな…と考えました。ライブの始まりは失敗を恐れていると思いますが、アンコール後ともなるとそうした緊張は解けて、リラックスして本来の5人のバンドの演奏ができるのかなあ…と思います。りみりんは「アニメのストーリーをイメージしてしまい泣きそうになった」と演奏後に語っていましたが、その要素だけで感動的な演奏になるとは考えにくく、5人の素直な気持ちの表れなのかなと考えています。

 

ポピパのバンドで一番すごいことは、自分たちの演奏で感動的なライブを作ることだと思っています。ライブを成立させること自体はもうドラマにならないため、淡々としたライブで終わっていくかと思いきや、感動的な場面を残していく。5thLIVEは、あいみんへの手紙→Light Delightの流れがあり、涙が連想されて感動的になることはまだわかります。(それだけで感動的な演奏ができるのは十分すごいことなのですが)
しかし、今回は特に感動を意識したセトリにはなっていないと思っています。それなのにも関わらずあの演奏ができるのは本当に不思議で、5人の気持ちがしっかり演奏に向かっているからかなあ…と考えます。

キズナミュージックで個人的に好きなところは、沙綾「届けよう」→香澄「私たちいつだって」のさーかすです。

最後のイエバンは久しぶりの演奏で*1安定感を実感するとともに、今回のライブを噛み締めて終わりました。

結論

多幸感を感じる素晴らしいライブでした。さえチがおっしゃっていましたが、2018年の総括となるライブで、新曲・ガルパ2章・ピコ(アニメ)・新作アニメなど沢山の要素が盛り込まれたライブコンセプトでした。

一方で、6thLIVEにおいてもポピパの強みが失われておらず、ますます成長できるのではないかと感じました。これからも応援したいと思います。

これからの展開とか苦言とか

まず、ブシロードのスタッフはなぜミスをしてしまうのか?曲の中で目立ったミスは見られなかった気がしますが、出すテロップを間違ったり、出す音声を間違えたりするミスがあり、準備不足を感じる場面がありました。キャストの演奏がいいだけに減点要素を入れてくるのは本当にやめてほしいです。

一方、セトリは非常に練られており、ポピパの体調を気遣ったセトリにもなっていたと思います。幕間やMC多めだったのは滅茶苦茶気になりましたが、声優さんの体調面が一番だと思うので、これ以上は言えません。

従来あった「ガルパ」と「バンドリ」という呼称の壁を取っ払い、「バンドリライブ」として統一感を出す方針に変わったことがより明確になりました。アニメSecond Seasonでバンドリ呼称でハロハピなどの他3バンドが出ることが話題になっていましたが、2019年からはすべてバンドリとなりガルパ呼称は使われなくなるということです。

また、木谷さんへのインタビューの中であった「ポピパに与えたドラマを作り出す課題」として「同期で出す音を減らす」「バンドの聖地武道館という目標」が挙げられると思います。初の武道館ライブである4th LIVE以降格段に演奏が成長したという経緯がありますから、どうしても期待してしまいます。

 

最後に、声優の体調面だけは本当に気遣ってほしいです。セトリに配慮が見られましたが、今後もよろしくお願いします。

ポピパには特に忙しい声優がおり、一人脱落してしまうかもしれないので、本当に心配しますよね……彩沙ちゃん。

最近は演奏技術が向上して心配いらない…わけではないと思う。スタァライトと兼任しているのでそっちの稽古が大変だろうし。今回のライブの最後の挨拶でも一人泣きそうになっていたので、まだ大事ではないと思いますが、声優交代だけは本当に嫌なのでスケジュール管理をよろしくお願いします。

 

えっ?大橋彩香さん?まあ彼女は鉄人なんで問題ないでしょ(圧倒的自信)。なんかデレマスのライブが近いとかソロの活動が忙しいとか、もう外野がとやかく言う必要もなく楽しそうに仕事してるんでまあ大丈夫なんじゃないかな…と最後の挨拶の笑顔を見て思いました。彼女だけに関していえば5thLIVEよりドラム曲増えてるしバケモノ。なんかもっと仕事したいとか別のインタビューで言ってたし。今は、彼女が自分の意思で根性を見せているので、好きなようにさせてあげたらいいんじゃない?…と楽観視しています。常人の思考では説明できないもんだって。

www.lisani.jp

ラップもできるようになりたいらしい。ヤバい。

*1:5thはAcousticだった