ポピパのインタビューの話から妄想まで

中村先生のインタビュー、最高でしたよね?
今回はそんな話です。

 

なんの話?

これ読んで!↓

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取り上げたいこと

中村:最初に小説のストーリーの骨子を考えていったときに、“香澄が星を集めていく中でランダム「スター」に出会って、自分がかつて持っていたホシノコドウを取り戻す”という物語を着想して。でも、香澄にとって本当に一番大事な“星=STAR”って、“S(山吹沙綾)、T(花園たえ)、A(市ヶ谷有咲)、R(牛込りみ)”というPoppin’Partyのメンバーたちなんですよね。

出典: 
https://realsound.jp/2019/02/post-313878_2.html

引用部はキズナミュージック♪の記事で取り上げたポピパの奏でたい音楽とポピパの夢の話です。ポピパが本当にしないといけないのはポピパの絆を奏でることであるということが中村先生本人の口から説明して下さっているのが大きいです。独りよがりな考察にならないようにするためにも、公式情報はチェックする必要がありますね。

このSTARが4人を指すというのは、Twitterのバンドリ考察を検索していた時に初めて知ったんですけど、本当にすごい考察ですよね。自分には絶対思いつかない発想だったので、初めて知った時は驚いたものです。

 

中村:今回のアルバムで言うとディスク1の4曲目までは、小説とのコラボをしながら、プロジェクト全体のテーマ曲を創っていく、というような感覚でした。そこからアニメの放送が決まって、5〜9曲はそれに歩調を合わせての曲ですね。オープニングやエンディング曲は比較的初期に創っていて、その後、シノプシスや脚本などを読みながら、物語に寄り添って創った感じです。

出典: 
https://realsound.jp/2019/02/post-313878_2.html

Poppin'on!の話です。そもそもポピオンは表題曲+チョココロネ・八if・BOF(+Acous.)という構成。このブログで取り上げている表題曲を並べた考察が的を外していないのかなという感じです。引用部は4曲目までが1st~3rd、5~9曲は4th~6thまでを指しています。

旧バンドリの曲はプロジェクト全体のテーマ曲ということで、必ずしもポピパのみを表現しているわけではないみたい。また、OPとEDが初期に創られているということですから、4th~5thと6th~で分けて考えた方がよさそう。(6thはアニメ文脈で書かれており、4th~5thはアニメ文脈を薄めた考察をするべき)

特に、キラ夢はポピパの根幹を表す曲であり、前へススメの前に創られた曲としては時系列的におかしいと思っていたのですが、アニメ文脈を非考慮にするとポピパの行うべきことを明確に示した曲ということで違和感が無くなります。

個人的には3n理論的な発想、つまり1st~3rdと4th~6thが対応しているという話が裏付けされたら面白かったのですがされませんでした。

 

中村:全体としては「夏に向かって、希望を残しながら終わっていく」、だけど完全な大団円ではなく、「成長してきたけれど、まだまだ足りない部分もあるんだ」という気持ちの表現。そうなんだけど同時に、13話の最後に流れる曲なので、最後には大きく、ありがとう、また会おうね、の気持ちを込めました。

出典: 
https://realsound.jp/2019/02/post-313878_2.html

夢みるSunflowerについての話です。これ、読み方によってはポピパの終わりを表した曲と読めなくもないですよね。夢みるSunflowerがアニメの終わりという文脈のみを指していてほしいですが…まあただのオタクの妄想です。

 

中村:タイムラプスの映像が流れるなか、ポピパが武道館で歌う。「CiRCLING」だと、メンバー同士の絆だけではなくて、(『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』に登場するライブハウスの)「CiRCLE」のことや、リアルライブでのファンの方々のことにもテーマが広がっています。自分の中では、「CiRCLING」と「二重の虹(ダブル レインボウ)」、そして(『BanG Dream! 2nd Season』のオープニング曲)「キズナミュージック♪」は3部作のように連動しているイメージなんですよ。どれも新たな代表曲になるイメージで作っていて、“仲間”の存在を歌っている曲ですね。

出典: 
https://realsound.jp/2019/02/post-313878_3.html

CiRCLINGというのがポピパ特有の概念だと自分は思っています。ポピパが他バンドと違うところはどこですか?という質問があったとしたら、「キラキラドキドキを見つけるバンド」でも間違ってはいないと思いますが、正直よくわからないので、「CiRCLINGのキズナを広めるバンド」と答えた方がより個性が出るかなと感じています。CiRCLINGはポピパ5人を繋ぐキズナを表す概念で、そのキズナの深め方で世界(ファン)に発信して愛や平和を届けるバンドになってほしいです。

引用部の3部作というのは、3n理論の考察の通り、仲間に対する不十分なキズナを見つめなおして、気持ちを新たに突き進むという意味が込められているのかなあと思っています。

キズナミュージック♪の歌詞について、

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左が「夢の向こう」の手前のイメージ、右が「夢の向こう」の後のイメージ。「香澄に共鳴したバンドメンバー」から「誰一人欠けてはいけない仲間たち」への転換だと考えています。


さらに、キズナミュージック♪の歌詞を考察勢の方々と議論して地図≒キズナ、標識≒楽曲、道≒夢なのではないかと仮説をたてました。このブログで行っているポピパの時間軸の概念にこの仮説を当てはめたイメージを下に載せます。

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ポピパの時間軸について過去に考察した際、「ポピパとはポピパ足りえる原点があり、その原点を共有する仲間と(香澄が感じた)キラキラドキドキを探すバンドです。その時間軸では現在はある過去を共有した過去の集合体で、未来は現在の集合体です。」とこのブログでは書いています。キズナミュージック♪における過去とは楽曲群であり標識であると考えます。ポピパがいつまでも原点を忘れないのは標識があるからだという考えです。そして標識の集合体がポピパの歴史です。未来は現在の集合体ですが、地図を繋ぎ合わせた後であれば自ずと道が示されるということでしょうか。

 

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 これは完全に妄想の域を出ない話なのですが、CiRCLINGの環の概念、すなわち「循環しながら新しい場所へと進むこと」には2つの意味があると自分は考えています。1つ目はアニメ1期や2期3話で説明されている通り、夢が次の世代へと廻り続けるというものです。2つ目の意味はポピパの展開を表しているのではないかというものです。これは3n理論と繋がるもので、7th~9thが世界に対する働きかけ、10th~12thがポピパに対する働きかけとなっています。そして、13th~の展開が世界に対する働きかけをまた行うのではないかという予想です。ポピパをこっち、世界をあっちとすると環のように見えるというものです。ただし、この環は螺旋階段のようなものだと考えています。13thはアニメ文脈と武道館文脈が7thと同じですからどうしても対照的に見てしまいます。

中村:ひとつあるのは、“世の中の歌にはラブソングが多い”ですよね。でも、Poppin’Partyの楽曲では、まだそのカードを直接的には切っていないんです。もちろん、ラブソングには恋愛だけではなく、親子の愛や、世界への大きな愛も含めて、色々な種類のものがあると思うので、これからそういうことを歌っていく可能性だってあるかもしれませんよね。

出典: 
https://realsound.jp/2019/02/post-313878_3.html

この妄想を書いた理由なのですが、この引用部を読んでこれから発表される14thや15thが8thや9thの展開と同じなのではないかと思ったからです。クリスマスのうたやCiRCLINGは愛について語っていますから。ただ、どんな愛かははっきりと明言されていないので、8thや9thとの違い(成長)に期待したいです。

 

 

考察とは関係ない感想

ただのオタクなので、バンドの文脈というものをあんまり知らないんですよね。だけどエレガさんのインタビュー記事や中村先生の記事を読んでいると、バンドとカウンターカルチャーは密接なつながりを持つもので、ありきたりな普遍的なテーマを扱うわけではない、というのを知れたのが良かったです。でも少し変わった要素を盛り込みたいというのでランダムスターなのがまた面白いなあと。

キャストのイメージを持って作詞されてるのが知れたのも大きいです。個人的にバンドリというコンテンツの中で「リアルライブ活動とリンクすること」が重要だと考えているので、キャストの頑張りが反映されているのはファンとしても嬉しいことだと思いました。