例のボディソープは凄いよって話

女の子の匂いを纏えると話題のロート製薬のDEOCOを使って3週間が経過した。*1

 

 

すげー良い匂いがした。

使った瞬間はあんま感じなかったけど…

湯上りの何気ない瞬間にふわっと香るこの香り!

急に脳が冴えた気がした。甘い匂いを身に纏えて幸せだった。

 

だけど……女の子の匂いとは思わなかった。

しかも、あまりの強い匂いで、普段は気付かない自分の体臭に気付いてしまった。

悲しかった。

 

結局、女の子だと噂に聞く甘い匂い自分のくさい体臭に脳がクラクラしながらも、

この非日常的な体験を何だかんだ楽しんでいた。

そういうものだと思い込んでいた。

 

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夕暮れ時にすれ違うその瞬間、僅かに香るその匂い、

デオコだ。間違いなくデオコの匂いだ。あれ、今日使ったっけ?………使ってない気がする。クンクン。うん、自分からは香らない。何で?
あれ、もしかしてこれ自分の匂いじゃない?じゃあ何で香ったんだ? ………

 

ああああああああ

女の子から香ったんだ。女の子から香ったんだ。

デオコは本物だったんだ!うおおおおおおお!

 

知ってしまったあの瞬間、デオコが女の子の匂いと噂される甘い匂いから女の子の匂いに変わった。もうあの頃の自分には戻れない。

その時に気付いた。デオコを購入することは、女の子の匂いを身に纏うためだけじゃない。女の子の匂いに気付く瞬間を体験する可能性を購入していたのだと。

 

女の子の匂いに敏感に反応しようと行動する生活なんてしない。そんな露骨なことをしたらお縄まっしぐらだからだ。

しかしこれは同時に可能性を逃してしまっていたのだ。

あの匂いが脳に強烈にインプットされた今の自分は、咄嗟の出来事に対応できるアスリートに進化したのだ!!!

 

 終わり