切ないSandglassがガルパに実装されましたね。11thシングルのガールズコードのカップリング曲です。今回はこの曲を再び考えていこうと思います。
おさらい
- 青い砂=青春≒空、それぞれの語句から連想される言葉で、仲間の尊さと青春の終わりの切なさが表現されている。
- 1番→過去形、2番→現在形 ポピパを表したのは1番だけ?
こんな考えどうですか?
- “未来が広げた手のひら”にあるのなら、未来は空で青春か?
- 未来がまぶしいのは、キラキラと煌めいているからで、それなら“愛しく優しい泣いちゃいそうなほどまぶしい”世界とは未来のこと?
- 冬に知ったこと→“すべて幻めいて終わってしまうものだと知っても”?
- なら秋に秘めたことは?→秋の曲と言えばガールズコード→“急に寂しくってこのまま帰りたくないって言わないように我慢していたこと”
- 四季とあるが、具体的な高1, 高2, 高3ではなく、起承(春夏)と転結(秋冬)かな?と思う。
- 秋の恋とは?→関係性の先にある関係性?(ライトな百合っぽい話)*1
ポピパの話
香澄が、潜在的な煌めきを見落とさないように行動するために本能的に持っている直感が、“キラキラドキドキ”として表される類のものなのだろう。それをアニメ1期では自己中心的な欲望として他4人を巻き込み、他4人はそれに見ないフリをして共犯関係を結んだ。ガルパ2章で、ポピパが本当に大切にしているものが今この瞬間であることが共有されて、この関係を解消する手がかりを得た。アニメ2期では具体的に、香澄とおたえの共犯関係がスタビとReturnsで解消された。
一連のポピパの歴史を踏まえると、ポピパとは5人の今が大事であるが、常に関係性は変化しており、これからも(未来を追いかける限り)関係性が変化していくことが望ましいとされているのだろう。その成長はゴールを基準に逆算するものではなく、原点となる過去を大切にしながらも、現在の積み重ねによって生まれる先に、ポピパの未来が浮かんでくるのだろうと思う。
“みんな一緒に空に手をかざ”したり、青春(未来)を“背伸びをして追いかける”のがいかにも変化を好むポピパらしいなと感じた。
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Uta-Net様の歌詞( https://www.uta-net.com/song/256415/ )を参考にしており、切ないSandglass 作詞: 中村航 作曲: 上松範康 を引用しております。
前回↓
*1:百合とは社会的な葛藤や障壁を乗り越えた先の関係性という認識なので、一般的にバンドリで言われるような百合は、ライトな百合としてひとまず定義している