週間日記 #4

今週はうっせぇわとハロハピ3章が同居するカオスな週間日記です。

 

 

うっせぇわ(音楽)

最近TLでも話題だったり推しがラジオで取り上げていたりしていたので聴いてみた。うん、思ったより普通に良くてハマってしまった笑

syudouさんの曲といえば、私の中ではビターチョコデコレーションなんだけど、こういう「社会の闇を風刺してる系アイデンティティ模索」の音楽は、軽率にハマってしまって無限に闇オタクになってしまうので良くないなと思った。ほどほどにしておきたい。

 

ところで、これが思わぬ方向で話題になっているらしい。どうやら中高生に刺さっているらしく賛否両論なんだとか。

 

あの曲を反社会的な目線で見れば、思春期にありがちな厨二病を感じるし、逆に一歩引いた目線の高二病で語りたくなる気持ちはわかる。今日もTwitterは平和だなと思った。

とはいえ、社会人目線の歌詞なのだから社会人成り立ての20代に向けた曲だろうと思って解釈した。正直20代なら共感一択だろ……と思ってるんだが、どうやらそういう感じでもないらしい。

 

私は心理学に明るくないのでよくわからないのだけれど、新社会人の反抗期って感じでいいと思うんですよ。それに対して大人が、社会人になるんだがら当然お作法は身に付けましょうね、と言ってきたら反発したくもなる(えっ、ならないの?)。

 

歌詞の「私」はアイデンティティが固まっていないから混乱していて…… 自分が確固たる自分を見つけられず混乱しているのは社会が不文律のルールを押し付けてくるからだ、という主張は、正しいかどうかは置いといてそういう感情になることはあると思う。

結局、確固たる自分は自分で探すしかないのだけれど、その過程で社会の不文律が視界に入り煩わしさを感じることはあるんじゃないかな。

 

そもそも「うっせぇわ」は社会の不文律を否定しているわけではなくて「煩い」としか言ってないのだから可愛いものじゃん。どうせ徹頭徹尾模範人間なのだから、殴ったりすることはできなくて所詮SNS等で不平不満を垂れ流すくらいしかできないってことだろ…? わかるわかる。問題はたぶん無い。

 

どちらかというと、大人しぐさと称して、そういう社会の不文律に対して何の疑問も持たずに受け入れられているのだとしたら、それは嫌だなと思った。もしそうなら、“あなたじゃ分からないかもね”と言いたくなる気持ちも少し分かるなあと思った。(「かもね」と言うところに“道徳的な”細やかな配慮を感じて好き)

 

 

うっせぇわの歌詞考察で共感したものがあったので載せています。↓
anond.hatelabo.jp

 

 

ハロハピ3章

読みました。

ポピパ2章みたいな展開でしたね…… 個人的には、そっち方面に展開するの!?という驚きの方が強かったかも。

 

ポピパが「なんかよくわからないけどキラキラしたい」から「何かが始まる予感」になって、ポピパ5人でいる時間を大切にするようになったことからわかるように、ポピパは“いま、ここ”という現実を重視している。目標を作るというよりは現在を重視していて、夢は過去と現在から見通せる未来にある(からどうなっていくのかはわからない)。

 

一方ハロハピは「みんなが素敵な笑顔になる」という目的を持っていてそれを叶えるために活動している。究極的な理念先行型で、弦巻家の財力と黒服が説得力を持たせている。

今回のイベストは、「ハロハピのメンバーでなければいけない」という限定的な目的になってしまったとネガティブな捉え方ができる。

 

だが落ち着いて考えると、ハロハピって意外と理念に対しては地道に努力してるバンドだな…と感じた。弦巻家の力が異次元なのでスケールの大きな話に見えるが、実は「みんなが素敵な笑顔になる」という目的に対する行動は、自分の身の回りから広げていて堅実な活動なんですね。

だから、初めは荒唐無稽に見えた目的も地道な活動を続けていくうちに道が見えてきて、目的がその道の先にあるのだとしたら、漠然とした目標が地に足の着いた目標に修正されたというのはハロハピにとって大きな成長なのかもしれないなと思った。それが、こころの言う「特別」ってことなんだと思う。

 

ポピパとハロハピはやり方が全然違うけれど方向性は結構似ていると思っていて、瀬田が“大切なものはいつだって一番近くにある”と言ったとき、中村航先生の「星に願いを、月に祈りを」を思い出した。

 

いつだって一番側にあってほしいものに、願いや祈りは向けられる。

ねえーーー、 だから人は流星にねがいごとをするのかもしれないな。

流星が燃え尽きるその刹那に、 君のたった一つの願いを込めて。

星に願いを、月に祈りを 中村航 小学館文庫

「星に願いを、月に祈りを」には上記の話があって、願いや祈りは一番側にあってほしいよね…という思想がある。(詳しくは読んでみてください。ポピパっぽい話もあって面白いです)

 

これはまったく想像の域を出ていない話なのだが、ハロハピの理念である「笑顔」が一番側にあってほしいものだとして、その一番側にあってほしいものが「笑顔」ではなく「笑顔を作り出すハロハピ」に変わったのだとしたら、流星がこころ(理念)からハロハピ全員に変わったのは示唆的……!だなと思った。

ガルパ脚本スタッフがこれを意識して入れてるのかは分からないけど、個人的には唐突だと感じたハロハピ座の話がこの小説の思想を取り入れるとすんなり理解できたので、やっぱり「星に願いを、月に祈りを」はBanG Dream!なんだよなあ……

 

 

ポケダンDX

ポケダン、クリアしたぜ。依頼重視であまりストーリーを進めていなかったので、思ったより時間がかかっちゃった…… 

GBA版でやったはずなんだけど、ストーリー何も覚えてなかったというね。色々と育成して全ダンジョンクリアまでやっていきたいなー。

 

ポケモン映画

前売り券を買っていたので、今日観に行きました。

普通に泣いた。割としっかり泣いた。なんだろう、親ってそれだけで生きる意味になるからズルいよなあ…って思った。