ポピロゼ対バンライブ、9th The Beginning に両日現地で参加してきました。ライブ感想です。
はじめに
お久しぶりのライブ参加となりました。前回のライブ参加はポピパとモルフォニカの対バンライブであるアスハモ以来ということで約半年ぶり! 待ちに待ったポピパライブでした。
一方Roseliaは2018年のファンミ(LV参加)から数えて約3年。しかも現地参加は初ということで、期待と緊張が入り混じる複雑な感情を抱きながら当日を迎えることとなりました。
Roselia
両日披露された曲の中で何曲かピックアップして感想を。
開幕熱色スターマインは熱すぎる……5thライブの頃の記憶が蘇ってきて、本当にRoseliaのライブに参加しているんだなと一気にライブに引き込まれました。ONENESSは本当に良い曲だ……最初の入りも好きだし、途中の掛け合いも盛り上がります!
映画曲のProud of oneselfは現地映えしますね…ソロパート好きです。映画曲のSing Aliveも良かったです。サビの感動がヤバい。
ブラシャ良かったですね!! 昔からRoseliaの中で一番好きな楽曲なので、音数マシマシのブラシャを聞いて感慨深かったです。2日目のネオアスは、ガルパのストーリーと相まって盛り上がりました。
ポピパ
ポピパはもう安定ですね。夏ドンからのHello! Wink!は頭がおかしくなる。タオルを振ったりフリガオの振り付けをしたり、めちゃくちゃ楽しかったです。野外のイニシャルはやーばいね。アニメタイアップ曲は、両曲とも好きです。ここから先は歌にならないはラスサビが特に好き。Moonlight Walkはかっこよすぎる……Time Lapse枠っぽいので対外ライブで披露されそうな予感がしました。
2日目の虹→ライディラ→スタビ→ライビヨのセトリが神過ぎた。2日目のライディラ→スタビは愛美さん後光差してる勢い。赤色のペンライトが舞うスタビは(ポピパ単独ではまずあり得ないので)特別な光景で趣がありました……
今期エモ枠のLive Beyond!!現地はほんとにヤバい。コロナ禍を踏まえたイベストと現実の情勢とライブと……文脈が多すぎるわ……
まとめ
めちゃくちゃ楽しかったです。やはりライブ最高!!そう思わせてくれました。個人的には、1日目はRoselia、2日目はポピパが盛り上がったなという印象があります。
アンコールでは両バンドが過去のライブで仄めかされていた楽曲の披露がありました。赤色と黄色onlyのFIRE BIRDは本当に綺麗でした。また、両バンドということで音量MAX爆音でとにかくペンライトを振り続けて楽しみました。2日目ラストのキズナミュージック♪は感動しましたね! ラストの花火は6thの両国を思い出しました!
やはりライブに行くと元気を貰えるので、色々と思うことの多い情勢ではありますが、楽しませていただき本当にありがとうございました!!!
セトリ
1日目
①ティアドロップス
②夏のドーン!
③Returns
④Hello! Wink!
⑤イニシャル
⑥ここから先は歌にならない
⑦Moonlight Walk
⑧二重の虹(ダブル レインボウ)
⑨Light Delight
⑩Live Beyond!!
⑪熱色スターマイン
⑫R
⑬ONENESS
⑭Proud of oneself
⑮PASSINATE ANTHEM
⑯BRAVE JEWEL
⑰Safe of Sound
⑱Sing Alive
⑳Sprechchor
アンコール
En.1 キズナミュージック♪
En.2 FIRE BIRD
2日目
①PASSINOATE ANTHEM
②R
③Break your desire
④Proud of oneself
⑤熱色スターマイン
⑥BRAVE JEWEL
⑦Safe and Sound
⑧Sing Alive
⑨Neo-Aspect
⑩Sprechchor
⑪Time Lapse
⑫ここから先は歌にならない
⑬イニシャル
⑭夏のドーン!
⑮Hello! Wink!
⑯Moonlight Walk
⑰二重の虹(ダブル レインボウ)
⑱Light Delight
⑲STAR BEAT! ~ホシノコドウ~
⑳Live Beyond!!
アンコール
En.1 FIRE BIRD
En.2 キズナミュージック♪
余談
インタビューを受けて
ここまでお読みいただきありがとうございました。ここからは、ライブに参加した当時の自分の心境を綴っていきたいと思います。
正直、Roseliaのライブに参加することが怖かったです。
薄々気づかれた方もいらっしゃると思いますが、私は旧Roseliaの亡霊の民です。現Roseliaについて何も情報を入れていなかったわけではないですが、積極的に摂取はしませんでした。だから不安要素を抱えたまま、ライブ会場に足を運びました。
いざ始まってみると何てことは無い、ライブを楽しむ自分がいました。現Roseliaの皆さんの演奏が自然と私を盛り上がらせてくれました。今のRoseliaのライブに満足できたならそれでいいじゃないか、思い出が無くなるわけではないから、と気持ちを改めるきっかけとなりました。
The Beginning というタイトルにも関わらず一切触れられなかったことで逆に区切りがついたというか…… 同じ名前ではあるものの別物であるRoseliaとして、眺めることができました。
このライブに参加して一番嬉しかったことは、愛美さんと相羽さんのインタビューを聞けたことです。Roseliaに観客が奪われてしまうのではないか、という恐れの感情を相羽さんに正直にぶつける愛美さんも良かったですし、高技術派バンドという触れ込みがプレッシャーだったと語る相羽さんも素晴らしかったです。
3rdのRoselia初登場の盛り上がりはポピパを食う勢いだったと伺っていますし、それが4th武道館の、鬼気迫る演奏の一つの要因となったのは間違いないでしょう。7th以降、「楽しさ」を前面に押し出すポピパスタイルを確立するまでの葛藤は、Roseliaの存在が大きかったからではないかと受け止めています。
ポピパのセトリが「The Beginning」というタイトルにしては新しすぎるだろう…と感想を持ちましたが、ビデオ映像で愛美さんから直接真相を伺うことができました。曰く、「歴史を感じられるセトリにするか、Roseliaのオタクに寄り添ったセトリにしようか悩まれた結果、(ポピパの醍醐味である)楽しいセトリにしようかな」(意訳)と決断されたそうです。実際、ポピパのセトリはガチでRoseliaに勝とうとしてると思ったし、それが最善だったと思います。
一方ガルパリリース後、急速に人気バンドへと駆け上がったRoseliaと、それに呼応するように高頻度で乱発されるライブイベントが、高技術派バンドという触れ込みによって多大なプレッシャーとストレスを彼女たちに与えていたのも間違いないだろうし、結果的に最悪の結末へと向かいました。
当時の雰囲気はよく知っているし、その歴史があって今がある。あの歴史を無かったことにしてはいけない。むしろあの歴史があったからこそ今があるのだということが、相羽さんのインタビューから伝わってきました。
色々と思うことはありましたが、「(今の両バンドは)お互いをリスペクトし切磋琢磨しあえる関係だ」とお二人が胸を張って語るお姿を眺めているだけで涙が出てきます。現地で参加できて本当に良かったです、ありがとうございました。