バニメについて

TLでバニメ2期以降の評価が低い理由について考え直してみた。

 

この文章で言いたいこと

  • バニメは「CiRCLING(つまり、夢のバトンをつなぐこと)」が売りの作品
  • でも1期好きなオタクは「夢のバトン」の「夢」に共感してる
  • バトンをつなぐ話は最小限に留めて、「キャラの本質を抉る物語」を「夢」として描けば、TLにおける評価が高くなるのでは?

 

バニメ2期以降に無いもの

「ポピパの空気感」⇚それは違う。2期も3期もポピパの日常会話の描写あり。

「共感できる物語」⇚これ。バニメ1期も評価が分かれる作品。1期は「戸山香澄への共感」ができるかどうかにかかっている。2期以降も「共感できる物語」かどうかで評価が変わっているのでは?

 

バニメの本質

CiRCLING(つまり、夢のバトンをつなぐこと)

 

TLにおける2期以降の評価が低い理由

  • 1期はグリグリからバトンを受け取ったが、その後、ポピパの夢の描写がたっぷりあった。2期はポピパから六花を通じてRASへバトンを渡しRASの物語が展開されたが、Returnsの話でかえって分かりにくくなっているのかもしれない。
  • そもそもオタクは(自分を含めて)夢を撃ち抜いていないので、夢のバトンを繋ぐ物語に共感できないのでは?むしろ共感できるの愛美さんくらい。いや、バンドリは愛美さんのためのコンテンツ。ああ、そうかなるほど(自己完結)

 

その他細々とした感想

  • 「物語に共感できると評価が高くなる」⇚これは正直微妙だと思ってる。「物語に共感できれば低評価にならない」だと思う。例えば劇ァは人気映画だけど、劇ァで物語に共感できたから好きって人は少数派だと思ってる。私は、劇ァは「モラトリアムを卒業し大人になること」がテーマだと思ってるけど、そういう話をしてる人はほとんどいなかった。どちらかというと特定のキャラの描写に感銘を受けている人が多かった印象。
  • 「キャラの本質を抉る物語があると評価が高くなる」⇚こっちだと思う。覇権になるかどうかの予測は無理だけど評価の高い作品にはなると思う。1期も「戸山香澄の物語」としての強さや「山吹沙綾の物語」の強さがあったと思うので。バニメがCiRCLINGを本質とすることはわかってるけど、「夢のバトン」の「夢」の本質を抉るような画を丁寧に描けばTLにおける評価が高くなりそう。
  • それはそれとして、バニメは細部の描写に拘りすぎな印象。もっとスマートに簡潔に本質を抉ってほしいと私は思ってる。