タイトル通りです。
人生の目的とは何だろう。
塾の教え子が推薦入試に受かったらしい。
一般入試の結果を待たずに合格できたのはラッキーだと思う。*1
おめでとうって軽く祝った後、どんな入試だったのって聞いてみた。
作文だったらしい。どんな作文なのって聞いてみた。
学生時代にうまくいかなかったこととそれを踏まえてどうしたのか、高校生活をどうしたいのかを書くのが課題だったのだそう。
部活動の経験を踏まえて書いたんだって。ちょっと解答欄から文字がはみ出しちゃったから落ちたと思ってた…と笑ってた。
勝てないなと思った。
先生、あなたに勝てないなって思った。
私の人生の目的とは何だろう。
そんな大事なことを今までずっと先送りにしてきた。
どんな些細なことも後で軌道修正ができるようにできるだけ自由度の高い方へ進んできた。
あなたはこれからどういう人生を送りたいのって素直に聞かれている。
ああ、学生でさえ自分で決めて生きていけるのね。
私はまだ決まっていない。
ただ私だけを必要と思ってくれる人もいなければ、大切にしたいと思う人もいない。
自分で人生の目的を立てなければ、一生空虚な生活なのかなって思う。
人生の目的とは何だろう。
サブカル趣味を消費するのが人生の目的なのだろうか。
他に大切なことはないのだろうか。
「先生はね、自分が勉強したことを学生の君たちに還元することが生きがいになってるかな」
取り繕うので精一杯だったね。*3
自分の能力をどうやって生かせばよいのだろうか。
そもそも自分の能力とは果たして何なのだろう。
還元できることって何だろう。
大人になりたい。
でももうちょっと遊んでいたい。
そんな複雑な気持ち。