やる気についての話

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最近やる気が全くでないんだよな。

うーん、何でなんだろうか?

いや、多分答えは分かってる。やりがいが無いんだろうな。

 

ひたむきに努力していた過去と自堕落な生活をしている今を比較して、今は明らかにやる気が無い。モチベーションが無いと言ってもいい。過去はなぜあんなにもやる気があったのだろうか。

 

多分自分が勉強を好きな理由は、学問そのものが好きというより、問題が解けた時の快感が好きだったんだろうな。だから、努力をしていたわけでもないし、学問にも真摯に向き合っていたわけではなかった。ただ、それが露呈しただけ。

自堕落でもいいじゃんと思っていた。精神的に辛かったというのもあって余裕がなかった時もあった。それはほんと。しかし、もう休息期間は終わりだと感じる。自立しなくちゃいけない。

 

自分は何も成長しなかったなと直近5年間を振り返って思うが、1点ブログを始めたことだけは本当に良かったと思う。自分の現状をきちんと言語化して保存することで頭が整理される。自分が本当に感じていたものを少しずつ理解できるようになっていった。

 

どうやら自分は、頭で思ったことと身体で感じることにタイムラグがあるらしいということが分かった。例えば何かをされて怒り狂い、暫くして、ああ…自分はこんなことをされると怒る人間なんだと後で納得する。自分は忘れやすい人間なので、書き留めておかないと貴重な経験の原石をどんどんと水に流してしまう。

だから身体で理解する将来の為に、私は今の思いをブログに残す。努力をしたい。もっと頑張りたい。今は精神的手足が無い状態なのだ。

 

へごまわしを見た。正直びっくりした。脚に加えて腕も逞しくなられていた。彼女の憧れの先輩の道を目指して、ひたむきに努力する姿勢。私も…もっと頑張りたい。人に頼らず自立したい。

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こんな気持ちを過去に下書きとして書き溜めて、この下書きを眺めながら何も考えずに「生きるの楽しい!ひゃっほー!」って言い続けて自分を騙していくやつやるかーと無の人生を生きていた。

 

のだが、

「男性は勝ちたい」という心理で生きている(努力する)という話を聞いて、今までの悩みが全て解決しそうな気配を感じた。

 

基本的に自分は怒らない人間で、何でも許容するんだけれども、人の好き嫌いは割とはっきりしていて、嫌いな人間はとことん嫌いだったりする。そんな嫌いな人間にマウントされた日には、何とかしてこの人に勝ちたいと頑張っていたなと思い出した。

 

つまり、今の人生は「勝ちたい、悔しい」という感情に対してアンテナを低く立てすぎていたんだなと。もっと「悔しい」という感情に真摯に向き合いたいなと思ったわけです。

そうは言っても、やりたくないことはできない人間なので、やりたいことの輪郭や本質を何とか分析して自分のものにできさえすれば、やりたいことを仕事にしてやる気を保つ人生を送ることができるのではないかと思った。

 

まだまだ悩みは尽きないが、とりあえず前に進んだということで、この辺で。