週間日記 #2

今週は重めな話が多いかも?

 

 

〇〇チャレ

可愛かった。声優の料理番組は最高である。

それにしても、推しの独特な言い回しが(個人的に肌に合うので)わかりやすくて好き。「嫌い」と言われるより「意味が分からない」と言われる方が、意味が分からないから苦手なんだねと「理解できる」ので。「いいけど、いらんかな」も、「いいけど」を付けるところに推しらしさが詰まっててめっちゃ好きなポイントです。

理解できない事柄に対する試行錯誤感が、推しのめちゃくちゃ可愛いところだと思う。

 

なんだかんだ、この番組毎月楽しみにしてるんだよ……笑
来月もよろしくお願いいたします。

 

「何者かになりたい」問題の解消について

「何者かになりたい」問題の解消って、強い肩書きを手に入れて解消するとか以上に、そう問う必要がなくなることによって解消される度合いが高いと思うのです。自分が何者かを問う必要がなくなった条件がそろった状態=何者かになった、みたいな近似が成り立つというか。

このツイートをお見掛けして思わずリツイートしてしまった。

確かにその通りだと思った。
結局「何者か」という肩書きを手に入れても維持するのが大変だと思うし、肩書きでない自分を認めてくれ、みたいになってしまうから終わりが見えない。

ところが、問い自体が消滅してしまう「何か」になることができれば、それは「何者かになった」とも解釈できる。問い自体が消滅してしまう状態になるにはどうしたらいいか、という話に続いていくけれども、とりあえずそういう状態を「何者かになった」と定義することは、重要な進歩なのだろうと思った。

「解決」ではなく「解消」なところがミソなんだろう。

 

 

とある創作百合に関する感想

 

#創作百合 【創作百合】マーブルビターチョコレート - ぽろ山のマンガ - pixiv

 

TLに流れてきたからまた読んでしまった。読後感が最悪(※良い意味で)なので、読むたびに泣けてくるしお気持ちになってしまう……

 

この作品の百合は「女から女に向けられる強い感情が含まれた関係性」
関係性の欲求や承認欲求の要求水準が高すぎると碌なことにならない。
関係性作品を過剰摂取する恐ろしさを感じますよね……

 

矛盾社会序説を読んだときと同じ顔でこの作品を読ませていただいたのですが、同じような人がどれくらいいるんですかね。

 

そんな優しい人間じゃない。

…他のパパと同じ 貴方を消費するだけの存在だ

とか、声優オタクな自分が嫌いになりますよ、ほんと。

でも同時に、赦されている気持ちにもなる。

 

自分で言うのもアレだけど

本当に良い大人であれば こんな事に手を出さないから

変な事に巻き込まれないように 気を付けてね

と話す男性の気持ちも、わかるようになってしまった。

 

…私は 貴方が羨ましいです

貴方はもう取捨選択が出来ているから

と語る主人公の気持ちもよくわかるなあ……こんな私でも卑小な生を選べるようになるんですかね?*1 まずは理想を探さないといけないんですけど。

 

件のブログ

いつも遠目で読ませていただいていたブログがついに見つかってしまった…… 声〇タ系のブログは見つかると悲惨な末路を辿ることはよくよく理解しているので、どうなってしまうのだろう。 配慮が行き届いていないと言ってしまえばそれまでなんだけど、そういう文章が消えていってしまう風潮ってのも行き過ぎてるだろうな、とも思う。

ライブ感想ブログを書くたびに自分の素直な感想を書きたい気持ちをグッとこらえて、声優さんに失礼のないように不快な気持ちにさせないようにと何度も何度も読み直して、本当にこれでいいのかなと悩みながら、当初の感想の3割程度の中身しか残らなかった何かを拙い文章で残している身分である。

件のブログは私には絶対に書けないので、件のブロガーの方にはぜひ頑張っていただきたい。*2

 

 

 

 

 

*1:ライ麦畑でつかまえて』より

“「未成熟な人間の特徴は、理想のために高貴な死を選ぼうとする点にある。これに反して成熟した人間の特徴は、理想のために卑小な生を選ぼうとする点にある」”

*2:声優は純粋に声の演技で評価されるべき、という極めて真っ当な話をされているのだから。