BanG Dream! 2nd Season 4話までの感想とちょっとした考察

どうも、Soitanです。

バンドリ2期4話までの感想とちょっとした考察のまとめです。ポピパファン的には、「2期はガルパピコ的な単発回の集まりになるのではないか」という心配がありました*1

しかし4話までの展開を総合すると、それぞれのバンドの回で、ポピパがそのバンドメンバーと交流して成長していく、成長物語であることが分かります。ポピパファン的にはこれ以上ない特別待遇であり、毎週の放送がとても楽しみです。

 

 

 

1話感想

ポピパ5人がバラバラのクラスになりましたね。A組は香澄と有咲、B組は沙綾とりみ、E組がたえ。

この後のシーンの5人の会話が最高すぎる…

りみ「おたえちゃん、ちょっと寝られた?」

たえ「うん…夢の中でギター弾いてた」

有咲「どんだけ好きなんだよ…」

たえ「有咲もキーボード弾いてたよ。

りみがベース弾いて、沙綾がドラム叩いて、香澄もギター弾いて歌ってた。」

 

あ~~~~、キズナミュージック♪ 流したいここのシーン。もう答えでてるじゃん。ライブしようよ。ライブ。

ポピパの目指すべき到達点に一番近い女、おたえ。ガールズコードでも鋭い発言をしてますが、流石ですね。有咲は(夢の中でもギターを弾いてるなんておたえはどんだけギターが好きなんだよ)と感じていますが、おたえは(夢の中で5人で演奏していた)と発言しているんですよね。ただ一人でギターを弾くのとは別で、バンドとして活動することの意義、それがよくわかっているからこそ夢に出てくるんでしょうね…尊い

3Dアニメですが、意外と違和感ないですね。Galaxyの演奏なんかはかなり力入れてるのが伝わってきて見応えあります。

 

ポピパの演奏の最後、香澄の発言 “楽しかったです!” で終わるのがなんか香澄らしくて好きです。というか香澄がかわいい。ちょっとした仕種が本当にかわいい。2期は香澄ばっかり見てる気がする。

 

2話感想

ロゼリアの主催ライブ回。ロゼリアのチームワーク力の高さに対してポピパのダメダメなところが露骨に出てしまった回でした。紗夜さんが “メンバー同士の打ち合わせで企画内容の精査” や “どんなライブをするかの自己分析” をメンバーで共有していますが、有咲は “どうせ、私と沙綾がやるんだろうな…” と後ろ向き。見かねた燐子がポピパにゲストとして参加してもらうことを提案しています。

「 香澄はそんな無責任な女じゃない!」とつい小言を言いたくなってしまいました…
有咲…勉強以外のムーブがダメダメすぎて笑ってしまう…もっと仲間を信頼して仲間を…

 

友希那「あなたたち、主催ライブをする覚悟が足りていない」

友希那さんのこの発言はつまり(ポピパらしいライブをしなさい)という意味ですが、具体的にどういうことをすればいいのでしょうか。このブログではポピパ考察をしているため、この真意にある程度近づいています。

それは、絆を大切にした音楽を奏でなさいということ。すなわち、もうできてるんです、実は。ポピパの成長を眺めていて面白いのは、結果的な行動は正しいのだけれども、本人たちが無意識的に動いているだけで全然言語化できていないというもどかしさです。

今回のライブも有咲に「人」字を書いて絆を深めあっているし、ライブ内容もポピパ5人で演奏する楽しさを噛み締めていました。しかし、ロゼリアのライブを見て自分を見失ってしまう5人。ポピパの良さが自己分析できていないからこその壁だと思います。

 

ところでストーリーと全然関係ない話だけど、ポピパが可愛すぎる。dubに着いた時に撮った写真が尊すぎるわ。香澄の「取り置き」発言も鬼可愛いし…2期最高かよ…(一応これでも沙綾推しです)

老害なのでロゼリアはブラシャが一番好きです。キーボードのメロディがすごい好きなのとやっぱり思い入れの強い曲です。

 

3話感想

ポピパ&六花回。キャラクターの魅力が詰まった素晴らしい回でした。六花のバンドに対する気持ちを受けて歌うキラ夢はエモさが爆発してました。

 

おたえが弾いたフレーズ

キラキラだとか夢だとか 希望だとかドキドキだとかで

この世界はまわり続けている

キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~ 作詞: 中村航 作曲; 藤永龍太郎

はまさに3話を端的に示した言葉だと思います。
グリグリ→ポピパ→六花
この物語が循環しながら新しい場所へと進むCiRCLINGの概念です。これはポピパが奏でたい音楽そのものでもあります。

ポピパは「壁にぶつかったときに歌を歌うことで乗り越えてきたバンド」です。3話によって物語が良い方向に向かうといいですね。六花はこれでRAS結成の流れに向かうのでしょうか。

 

少し気になったことが2点、一つ目はキラ夢の一部がカットされたことです。具体的には下記部分

かたく閉ざされた最後の(届かない)

とびら解き放つものはなに?(それはなに?)

夢の地図をぜんぶつなぎあわせて

“音楽(キズナ)”という魔法の鍵を見つけること!

(Sing ! Sing ! Sing !  Sing Girls!)

キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~ 作詞: 中村航 作曲: 藤永龍太郎

 これは考察が正しければ、「まだ絆を深めきれていない」ということが示されているのでしょう。7th~9th → 10th~とリリースされていますから、3話がCiRCLINGの説明だと考えるのであれば、まだ絆の大切さに気付いていないと考えるのが妥当だと思います。

二つ目は香澄の書いたセトリ(5thのセトリらしきもの)にイエバンが無かったことです。これについては結論が出ませんでしたが、小説版とは異なる物語だからイエバンは存在しない世界線の曲だということでしょうか。まだわかりません。

 

ストーリーと関係ない話では、相変わらずポピパが尊かった…
香澄が銭湯に行ってる話で、有咲が電話に出た時に、沙綾とおたえが目くばせしてるとことか、キラ夢演奏後に六花ちゃんが泣いちゃってるところを真っ先に香澄が駆け寄る優しさ溢れるところとか、沙綾が “主催ライブやろう” って言って香澄とハイタッチしたところとか…泣ける。

 

4話感想

ハロハピ回。

 美咲「できないことなんて無いと分かれば香澄達も笑顔になれるか」

これがこの回で伝えたかったこと全てだと思います。具体的に「主催ライブをしよう」と考えると悩んでしまう5人に対してこころが笑顔にする回でした。

ハロハピはふわっとした構想を具体的に落とし込むバンドであり、その理想と現実に美咲は苦戦しながらもなんとか形にしています。構想が曖昧という点ではポピパも自己分析ができていませんから状況は同じだと思います。

ハロハピのライブに刺激されて、ポピパの夢を具体的な形に落とし込んでほしいところです。

 

※追記

13話までの感想を簡単にですがまとめました。

 

lativior381.hatenablog.com

 

*1:もちろん、ピコ形式のアニメが嫌いなわけではない。ポピパの成長がどう描かれるのか楽しみにしているということ。