大橋彩香 1st Acoustic Live「Lumière et Étoile」に昼夜両部ともに現地で参加してきました! ライブ感想です。
はじめに
大橋彩香ワンマンライブ2021 ~Our WINGS~以来、約1年ぶりのワンマンライブです。首を長~~~くして待っておりました。しかも今回はアコースティックライブ!!! 大橋さんが以前からずっとやりたいとおっしゃられていて、個人的にも楽しみにしておりました。
会場がビルボードライブ横浜ということで、ここはおよそオタクライブをする場所とは思えないほどオシャンな会場です。食事とお酒を引っかけながら大好きなアーティストの生歌唱が聴ける素敵な場所となっています。
【#ビルボードライブ横浜】当店では、新型コロナウイルス感染症予防対策に取り組んだ上で公演を実施しております。
— Billboard Live YOKOHAMA (@billboardlive_y) 2020年7月25日
ご来場前に、感染症対策ページ(https://t.co/bGF6sTxy9B)内の【お客様へご協力のお願い】をご確認ください。皆様のご来場お待ちしております。
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客席からの距離も近い
キャパが小さいため、各種先行抽選が外れたときは絶望に打ちひしがれていましたが、ClubBBL会員入会からの先着チケット争奪戦の荒波を潜り抜け、なんとかチケットを入手することができました……😭 ビルボードさん、本当にありがとうございました。
ライブ
今回のライブは昨年リリースの『Lumière』というミニアルバムと、今年春にリリースされたミニアルバム『Étoile』にちなんだライブでした。広辞苑のような分厚さの本を持って登場した大橋さん。本を開くと黄色がかった白色光が溢れ、楽曲『Étoile』の世界に私たちをいざなってくれました。
初っ端の「Esprit De Lumière」は牧歌的な楽曲で、大橋さんの伸びやかな歌声が、野原を駆け回るような開放感を感じさせてくれます。「明日の風よ」は、1stシングルのカップリング曲で、披露される機会の多い楽曲ではあるんですが、アコースティックギターの甘い演奏が痺れる演出でした。
MCを挟んでバンドメンバーの紹介、続いて流れるように「ダイスキ。」へ。通常「ダイスキ。」はダンスありで歌ってくださる楽曲なんですが、今回はアコースティックなので、しっとりです。語りかけるような「ダイスキ。」もまた洒落乙ですよね。
「YES!!」では手拍子をして楽しみました。この曲では大橋さんがステージの左右に移動しながら歌ってくれて嬉しかったです。「Say YES!!」とピースしながら笑顔で歌う箇所があるんですが、いつもその笑顔にやられてきたんだよなあ、ズルいよなあ、と思ってしまいましたね……
「ワガママMIRROR HEART」はアコースティックでも比較的激しめで、アコースティックなんですが、めっちゃ身体を動かしたくなりました!笑 (もはや条件反射)
「ハイライト」はロングトーンが本当に好きで、「負けないから」の歌詞で、昼は伸びやかに、夜は余韻を残すように歌われていて、昼夜の違いを堪能できて嬉しかったですね。「挑み続けよう キミの空 感じながら」という歌詞は、聴いていて元気が出ます。
昼公演では、『Lumière』から「キミがいないクリスマスなんて」と「流星タンバリン」を歌って下さいました。「キミがいないクリスマスなんて」は、原曲が斜に構えたような歌い方の楽曲でちょっと面白いんですが、アレンジバージョンでは王道の失恋ソングといった様相で、大橋さんの演技力が遺憾なく発揮されていました。「流星タンバリン」は、原曲がコール&レスポンス曲で楽しい楽曲なんですが、アレンジバージョンではポップでキュートなんです! 現地で聴いていて耳が楽しかったですね。 「キラキラ」の歌詞でニコッと笑顔をして下さり、グッときました……
ここから後半戦になります。MCでは、同期やクリックはなく生演奏と生歌唱だけ演っていると明かされていました。少し自信も覗かせていました。
夜公演では、『Étoile』から「ロンリーサンシャイン」と「Winding Road」の披露がありました。「ロンリーサンシャイン」は個人的に1, 2を争う大好きな楽曲なのでオタク語りをさせて下さい!!! 今回は、WINGSの時より荒々しさ控えめだった一方、ピアノとドラムが激しめでそこが良い塩梅になってて好きでした! 特に 55:12~ のピアノ、気持ち良すぎるだろ!ってなってしまいましたよ。アーカイブをご覧になられる方は是非チェックしてみてください! 「ちゃんと話して欲しくて 本心語って欲しくて 自分の言葉でさ じゃなきゃ」という歌詞はしっとりと歌いあげるんですが、「信じないよ」から力強くなるところが本当に好きで、清々しい気持ちになります。
「Winding Road」はキョータさんのGt.と二人だけっていうのが、めちゃくちゃ新鮮で。『WINGS』ライブでは、炎がバーン・ダンスキレッキレみたいな感じだったんですけど、しっとり目の「Winding Road」っていうのが本当に珍しくて、「Winding Road」の歌詞が刺さってきました。
キョータさんとの「Break my jail」も本当に良くて。社会や常識やルールと対峙して社会を切り開いていこうとする姿勢に(大橋さんの)主題があるんじゃないかと勝手に思っているので、「まだまだしたいって思うことだらけ 止まんないよ だから常識でしばらないでよ 見たことのない景色を探しに Goin' now !」と声量MAXで感情がドーンと伝わってくる「Break my jail」は本当に聴いてて気持ちが良いんですよね。こういうテーマの楽曲は、これからも歌い続けてほしいです。
失恋曲2曲は今回も素晴らしすぎました。大橋さんの失恋曲の表現は、『PROGRESS』ライブで衝撃を受けているのですが、今回も印象に残る楽曲の一つになりました。昼公演の「バカだなぁ」は感情がストレートに伝わってくる感じで、イメージになかったので意外でした。夜公演の「バカだなぁ」は少し感情を制御しつつもより歌詞の登場人物に寄り添うような歌い方に感じて、両公演に行くことで微妙な表現の差異を感じることができ、面白かったです!!!
「NOT YET」は、失恋しているときの悲しい・寂しい表情とラストのサヨナラを表現する「Good bye」のギャップでウルっときてしまいました。
ラストは標題曲の「Étoile」です。特に夜公演の「Étoile」が印象的で、涙や感情を堪えるように噛み締めるように歌う姿が心に残りました。(その後のMCで音楽が楽しいという気持ちだと教えてくれました)
挨拶の後、開幕で開いた本を閉じ、楽曲『Étoile』の世界とライブが終幕となりました。
まとめ
結論から言ってしまえば、「声優」大橋彩香の音楽が堪能できてよかった、これに尽きます。キャラクターソングをキャラになりきって歌うように、曲の登場人物に寄り添うように表現する歌声が印象的で、この「表現」もまた生ものなんだろうと強く感じるライブでした。
昼公演は観客も緊張していたので、私たちを探るように歌われていたように感じたし、逆に夜公演は私たちも会場に慣れ始めていたので、最初から観客の熱に応えるように歌ってくださったように感じました。
失恋曲の表情も昼夜で全然違って、昼公演の感情をそのままぶつけるような歌い方と、夜公演の感情をある程度制御しつつもより歌詞の人物に寄り添った歌い方もどちらも好きだったので、色々な姿を堪能することができて嬉しかったです。
夜公演の「Étoile」を聴いていて、以前大橋さんが「これは仕事だから、仕事ですって思ってても、ふと私本当にここが大好きだったんだなってのが実感する時とかも結構あって……だから結構みんな好きです」と語っていらしたのを思い出して、改めて人生ってそんなもんだよな……としみじみ思いましたね…… 音楽を通じて社会を切り開いていこうとする姿勢が好きなんだよ……と思うところがあり、技術を磨いて私たちに披露して下されば、私たちは自然とついてくるよ……と。大橋さんにはこれからもやりたいことを追求してもらって、私たちをもっと驚かせて欲しいですね……笑
気持ちよくなってる😇 pic.twitter.com/86onJf8wav
— soitan (@lativoir381) 2022年7月31日
ワンコインミールとコラボドリンクで優勝
セトリ
① Esprit De Lumière
② 明日の風よ
MC1 & バンドメンバー紹介
③ ダイスキ。
④ YES!!
⑤(昼公演のみ) キミがいないクリスマスなんて
⑥(昼公演のみ) 流星タンバリン
⑦ ワガママMIRROR HEART
⑧ ハイライト
MC2
⑨(夜公演のみ) ロンリーサンシャイン
⑩ Break My Jail
⑪(夜公演のみ) Winding Road
⑫ バカだなぁ
⑬ NOT YET
MC3
⑭ Étoile